2011年3月12日土曜日

Powerful Quake

大地震、起きてしまった。
揺れ始めたとき、トイレにいて扉がカタカタ鳴ったので、「あれ、風が出てきたのかな」と思ったら、いつまでもやまない。「こりゃあ、地震だ」と気づき研究室へ駆け上がる。

そのうち収まるだろうと思っていたら、だんだん大きくなり、いつまでも収まらない。統計資料が入っている棚をみていると、ざらざらと重たい統計書が落ちてくる。本の前にいなくてよかった。
テレビからは宮城県沖が震源だと伝わってくる。それにしちゃあデカイ、しかも長い。いったいどんな大きさなんだ。
重たい統計書がザラザラ落ちた

統計書の中でも重量級の農林水産省統計表が全部落下
我が研究室の建物は昭和40年頃、農業短大の教室として建てられた代物で、昔からよく揺れ、ちょっと体重の重いやつが早足で歩くとかなり振動する。
床は梁のあるところが高くなっているため、梁の下にいるのが一番安全だと以前から信じていた。信頼するスジからの情報ではない。ワシが勝手にそう思っているだけだ。
そこで、今回も梁の下にいて、自分のpcを押さえていた。特に、ナナオ製24型液晶ディスプレイ(高かったのよ)が落ちそうになり、ぐっと手で押さえ込んでいた。

下の写真は私のデスクである。机の上に乗っかっていた書籍、雑誌、書類がみんな落っこちて、重たい書類の入っている机の引き出しが飛び出してきた。ナナオ製24型液晶ディスプレイは右端。



ちょっと揺れが収まったので、研究室から出ると壁には新たにできたヒビが。

 外に出ると、建物の基礎が割れていた。あなおそろし。



しばらくすると西の空が暗い。みていると雲ではなく煙のようだ。真っ黒だ。
テレビのニュースからはJFEスチールの工場が燃えているといっている。
私が毎朝毎晩横を通っているところだ。すぐ隣にはJEF千葉の本拠地フクアリがある。
と思っていたらものすごい爆発音とともにビリビリッと窓をふるわせる空振が。
本当に恐怖を感じた。
東北地方の皆さんには申し訳ないが、遠く離れていて助かった。
と同時に、言語に尽くしがたい被害が出るであろうということがわかった。

下のビデオは職場の屋上から西の空を見たものである。
赤いのはJFEスチールの炎かそれともコスモの炎か。
時々炎が吹き上がるのが確認できると思う。
エライことになった、と思った。

3/13註
県警は、JFEスチールの煙は火災ではなかったと確認。この動画にある炎、それから爆発音はコスモ石油のものであろう。


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