2011年1月3日月曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
今年もまた始まってしまった。あと2ヶ月で52歳になる。
光陰矢のごとし。過ぎ去ってしまうとあっという間であった。
自分が死ぬときもそんな感じで過去を振り返るんだろうなあと思うと、人生の終わりということがリアリティを持って感じられるようになる。まあ、そんな年齢なんでしょうよ、嫌だけど。

ここのところ数年は、年賀状を作るのが押せ押せになってしまい、毎年30日か31日に投函という羽目になる。今回も31日の朝に投函した。
昔は年賀状を作るのがおもしろくて、12月に入るとああでもない、こうでもないと、いろいろと思案を重ねてプリントゴッコで製作したもんである。
中でももっとも出来がよかったのは25歳の頃作った、丑年の年賀状だった。残念ながら図案は残っていない。自筆のイラストで牛がピースをしていて「能ある牛の爪はチョキ」と言っているものであった。この年賀状は各方面から多大な反響があり、「おまえ、バカだな」とか「おもしれえな」とか、「カワイイ」とかいろんな感想をもらった。牛が言ったセリフはオリジナルではなく、大学時代に同級生の上野氏が言った「能ある豚の爪はチョキ」をパクったものである。まあ、どちらも偶蹄目であり、口蹄疫にかかる動物である。当時は畜産担当普及員をしており、ホルスタインの「六白」にはこだわったものである。六白というのはホルスタインの特徴で口先、四肢、尾が必ず白くなるということによる。

今年の年賀状は、御用納めまで全く考えておらず、29日に家の掃除をしながら何となく考えたのである。ウサギの絵はうまく描けそうにないがシルエットなら・・・と考えたのがその日の夜。シルエットの向こうは・・・みんなの顔があったらいいな・・・。ということで、はじめはphotoshopで「もと5」の集合写真をウサギのシルエットの向こうに配置した。しかし、これではあんまり顔が大きすぎる・・・。

で、Googleのpicasaをいじっていたら、コラージュの機能があることがわかった。これでパソコンに入っている顔をコラージュしてみた。どうやって顔を切り取るかって・・・picasaが勝手にやっているのだよ、恐ろしいことに。それをコラージュにした。まあ、なんてすごいんでしょ、本当に現代の技術ってヤツは。で、ぎりぎり30日の夜に印刷することができたってワケです。

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