2011年1月23日日曜日

マンドリン

私のマンドリンである。
Hoscoが出しているBlantonというブランドのマンドリンだ。
生産国はたぶん中国。どこで作ったかは書いていない。

この楽器を買ったのは何年前だろう・・・。
たまたま立ち寄った島村楽器にぶら下がっていた。
弾かせてもらうと、ポコポコと丸い、いい音がする。
だいたい安いマンドリンというのは、ポコポコとした丸っこい音は出ないものなのでちょっとビックリした。その音が気に入ってその場で買ってしまった。5万円くらいだった。
中国製の楽器も相当品質がよくなってきた、そう思わせる一品である。

70年代は日本でもマンドリンをいっぱい作っており、ブルーベルやカスガなど安めでいい楽器を作っていたものである。しかし、80年代中頃からバンジョーもマンドリンもほとんど楽器店から消えてしまった。ギターもエレキでなければ売れないらしく、売り場は相当小さくなった。アコースティック楽器が息を吹き返したのは90年代の後半からだろうか。おそらくクラプトン以来のunpluggedブームからだろう。
ここ5,6年はバンジョーもマンドリンもそこいらの楽器屋で見るようになった。買う人はどれくらいいるんだろうか。

せっかく買ったマンドリンなのだが、ちっとも弾いていない。
だからほとんどまともに弾ける曲がない。
今日は、久しぶりに触った。
バンドでやっている新曲 "The fields have turned brown" をちょっと弾いてみたかったからだ。デビッド・グリスマンの弾くソロをちょいとマネしてみた。グリスマンのソロとはいえ、難しいものではなく、和音のトレモロが中心で、マンドリン特有のメロウな音が生きるソロである。

この曲は、私がリードボーカルなんである。
今度は歌の練習をしないと・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿