2013年12月28日土曜日

2013年暮

全くいつから更新してないんだか・・・
全然わからないくらい久しぶりである。

この夏から冬まで、まあ、いろいろあった。
母は、期限の3ヶ月が来る頃退院させられることになり、9月はじめに葛飾区内の診療所に転院した。



そこは、今までの快適(そうな)病院とは大違いの、やや暗く、古~い診療所であった。
看護師さん達は、活気があり、その意味ではよかった。
しかし、風呂もなく、ごくまれにシャワーを浴びるのがせいぜい。普段は体を清拭してもらうだけであり、ほとんどの時間をベッドの上で寝るような生活になってしまった。

週3回の透析に向かう際、車いすに乗るだけで、それ以外はベッドに寝ている生活。そのせいか、妙なことを言うことが多くなった。

「あら、あんた、捕まえた?小鳥?」
「は?」

「さっき、えっちゃんが、釣り竿もって釣りに行ったのよ。あの人にあんな趣味があったなんて知らなかったねぇ」
てな具合である。

食事をしているとき、左手を全く使わないので
「そっちの手も使いなよ」というと
「だって、ネコがいるんだもん」
「え?どこに?」
「ここ」といって左手のところを指す。

市川の病院を退院する際、基本的にはその病院の療養型病床を希望していた。
しかし、工事中で、療養型病床から透析室までが安全に移動できないために、葛飾区の診療所に転院したのであった。そこで、10月の終わりに病院のソーシャルワーカーに療養型病床への転院について問い合わせてみた。

11月末、もとの病院の療養型病床に転院することになった。
日程でもめた。
一度決めた日程が、2転3転した。
仕事中の調整は結構ストレスがあった。
とにもかくにも、もとの病院に戻ることができた。
本人は家に帰りたかったようである。
しかし、歩行不能な透析患者を家に戻すのは簡単ではない。
兄弟の誰かが仕事を辞めなければ不可能である。

現在、母は変なことを言う回数も減ってきた。
それだけ、ストレスが減ったのかも知れない。
辻褄の合わない話も出るが、「小鳥」の話や「釣り」の話は出ない。
さすが、費用がかさむだけあって、効果はあるようだ。
キレイな風呂には感激していたようだし。


年末は、外泊許可をもらい、家に連れて帰ってくる予定である。
さて、どうなるか・・・





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