先日、大瀧詠一を勝手に偲ぶ会をやった。
午前11時に新宿三丁目のカラオケ店に、おいらが参加しているロックバンドAMUSEのメンバーが集合し、フリータイムが午後8時まで、飲みまくり、歌いまくったのである。
大瀧詠一を良く聞いていた70年代後半、カラオケはまだ8トラで、ほとんど演歌しかなかった。今は相当いろんな曲がある。ナイアガラ・ムーンに入っていた曲もあるし、GOGO Niagaraに入ってた曲もあった。
だが、ナイアガラ音頭はあっても、Let's Ondo Againはなかった。アンアン小唄もなかった。
いくら通信カラオケでも需要っつーものが無いんであろう。
山形かゑる子が歌っているオリジナルバージョンをyoutubeで発見した。
男子2人は昔からの大瀧ファンで、さんざん歌ったのだが、女子2人はほとんど曲を知らなかったようだ。彼女たちにとっての大瀧詠一は「ロンバケ」以降が全てのようであった。
ここのところ、ナイアガラ・ムーンやカレンダーなどを聞いている。
古さを感じない、素晴らしい音楽である。
大瀧詠一やその周りにいた、はっぴいえんどのメンバー、山下達郎など40年近く前のレコードを聴いても古さを感じないのはすごいことである。同時期にヒットした歌謡曲を聴いてみればその違いがわかる。ものすごく古く感じるはずだ。
「ロンバケ」もいいけど、あれは大瀧詠一の引き出しの一つに過ぎない。
偉大な人を失った。
残念、無念!
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