石川達三の「金環蝕」の最初のページにこんな事が書いてあった。
私の記憶は正確ではないので、しかとはわからぬが、まあ、こんな感じのことが書いてあった。
とにかく、金環蝕といわれて最初に思い出すのがこの小説なのである。
しかし、自分で金環日食を見る機会を得るとは思っていなかった。
今までも、日食をまともに観察したことはない。
中学生の頃に、天体望遠鏡を使って太陽の観測をしたような記憶があるが、あれは日食だったのか、それとも黒点の観測だったのか・・・記憶がない。
今回は、どうしようかなあと迷っていた。
金環日食など、もう2度と見る機会はないであろう。しかし、仕事は待ってくれない。休むわけにも行かない。
時間は、ちょうど家を出る頃合いである。うーーーむ。
とりあえず、見てから高速を使って出勤しよう。
単に日食メガネで見るつもりだったのだが、見始めると、雲がかかっていてほとんど見ることができなかった。が、時たま雲の隙間から見える。日食メガネをかけると全く見えない。従って要らない。
そこで、カメラに望遠レンズを付けて撮ってみた。
レンズは、中古屋に転がっていたタムロンの安いズームレンズ。ジャンクで4,200円だった。遠くの風景なんかで光る点を撮るとパープルフリンジが出る品だ。キチンと写るのか・・・。
雲がかかったお陰でうまく撮れた。 |
このタムロンレンズ(372D)で撮った、ギネスの看板。 パープルフリンジが出ているのがわかるだろうか。 |
さすが!素晴らすぃ〜
返信削除いやあ、望遠レンズさえあればこれくらいは・・・というレベルですよ。
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