2015年1月1日木曜日

Full House

久しぶりに家族が揃ったので食事をしに行くことになった。
娘の内定祝いということもある。
しかし、まあ、店が決まらないこと、決まらないこと。ああでもない、こうでもない。。。
ホテルのブッフェはどこも満員だ。世の中やっぱり景気がいいのか。
結局、そう遠くに出かけることもなく、OREAJIに行くことになった。
ランチはとっても美味しかったが、運転手の私はワインもビールも飲めなかったのが残念だ。キリンフリーで我慢した。

店に入った時から音楽が気になった。
ジャズ、それも昔しょっちゅう聞いてたレコード。なんだっけ、これ?
思い出すのに2、3分。
ああ、wes montgomeryじゃないの。フルハウスだ。
というわけで久しぶりにすごく聞きたくなった。



昔聞いていたテープがあるはずと、家に帰ってから探したんだけど見あたらない。
テープは一部を残してあらかた捨てた。デジタル化出来るものはしたはずだけど、これはしていない。
おかしいなあ、おかしいなあと思うことしばし、CDの棚を見ると、あるじゃないのfull houseが。
買ったことをすっかり忘れている。
昔聞いていたテープがどんなケースに入れてあったかも覚えているというのに。

ケースは「FMレコパル」を買うと中に付いていたカセットケースのラベルに、インスタントレタリングで「FULL HOUSE」と書いたヤツだ。インスタントレタリングなんて、もう、死語かも知れないけど、あの頃はカセットのケースにシコシコ転写していたものだ。そういえば、大学院生になった頃TeX(LaTeX)を入手した目的は、数式をきれいに書いてゼミのレジュメを作ることと、最終的には修士論文を書くことだったけれど、カセットのラベルもせっせと作ったものである。

昔のことはよく覚えていて、最近のことはすぐ忘れてしまう。ワシも立派に老人力がついてきたということか。
先日も、わずか2週間前にマクドナルドのカードを使ったことを完全に忘れてしまい、かみさんに呆れられたところだ。

このレコードは、大学生の頃、マンドリンの天才、藤原君に貸してもらい、録音したものだ。ほかにもWesのレコードを貸してもらった。彼は今、どこで何をしているのだろうか。やっぱり北海道にいるんだろうな。


ま、ともかく、Wes Montgomeryとビル・エヴァンスをPCに取り込んでiPhoneに転送。
大晦日の昼過ぎ、実家に行く車の中でフルハウスを堪能した。
やっぱり、すごい。


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