2013年4月29日月曜日

Crooked Still

Crooked Still というバンドがある。
ジャンルはalternative Bluegrass というジャンルになるそうである。
若手のバンドだが、楽器構成が少し変わっていて、バンジョー、ベース、フィドル、そしてチェロが入る。ギターは必ず入っているわけではない。ギターのいないブルーグラスバンドなんて普通はない。

実はつい最近まで知らなかった。ある方がfacebookで取り上げているのを見てCDを買ってみたのだ。
このCDを買ってみた。

このCDを買ってみたのは、ジャケットがいいデザインだったのと、曲の中に"oxford town"が入っていたからだ。

"oxford town"は初期のBob Dylanの曲で、高校1年生の頃よく聞いていた。「風に吹かれて」と同じ”Free Wheelin' "というアルバムに入っていた、プロテスト色の強い歌である。「風に吹かれて」はあまたのシンガーに歌われてきたし、ディランの曲はそのほかにも他のミュージシャンにカバーされている曲は多い。例えば、ミスター・タンブリンマンとか、Knockin' on Heaven's Doorとか、いろいろあるだろう。でも、オックスフォードタウンをやっている人は見たことがない。

Crooked Stillのオックスフォードタウンは疾走している。
ブルーグラスには疾走感(ドライブ感)はつきものである。
しかし、この曲のドライブ感はチェロとバンジョーによってもたらされている。
ヒジョーにおもしろい。

このほかにも、ビル・モンローのCan't you hear me callin'のようなブルーグラス・スタンダードもあれば、ロバート・ジョンソンのブルースもある。

とってもいい買い物をした。
別のCDも買ってみたい。


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