OSをwindows8に替えた。
デスクトップとノートの2台である。
どちらもwindowsXPで、安定しており、その状態をあえて変えたくはなかった。
しかし、XPのサポート期間はあと1年と少し・・・。1月いっぱいまではwindows8のダウンロード版がたったの3,300円で買える。破格の価格である。windows始まって以来の価格設定では無かろうか。いや、MS-DOS時代にもそんなに安かったことはないのではないか。
かなり悩んだ。
せっかくインストールするのならば、クリーンインストールがいいのではないか。
windows95でも98でも2000でもクリーンインストールしてきた。
不安定さを引きずりたくないから。
どうせ8にするのならば、64bitにしたい。あえて32bitを選ぶメリットはない。
しかしアップグレードでは32bitしか選べない。
結局、安さに負けてアップグレードすることにした。
作業はあっけないものであった。
ダウンロードして、実行して言うままにしていたら1時間ぐらいで済んでしまった。
かつてのインストールでは、必ず1カ所は引っかかって、しばし途方に暮れることがあった。
昔のことを考えるとwindows8のアップグレードはものすごく良くできていると思う。
個人の様々な情報もうまく引き継げる。
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スタート画面。タブレット以外にはこんなのは不要である。
なぜ、なくせないのか? |
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デスクトップ。スタートボタンがない。しばしボーゼンとした。 |
困ったことはあまり多くなかった。
デスクトップのほうは、まず、音が鳴らなかった。
このパソコンにはEDIROLのUA-3FXというusb経由のオーディオインターフェイスがつないであり、そこから音を出すようにしていた。しかし、標準でドライバは入っていないらしい。
ローランドのサイトにもドライバはなく、windows8に対応する気はないようである。
windows7には対応しているが、そのドライバを使おうとするとOSにはねられてしまう。
しばし、ググる。
「infファイルを書き換えて、windows8用のドライバであるとOSをだます」ことで使っている人がいることを知る。
infファイルのwindowsのバージョンの部分を書き換えて(2行だけ)ドライバをインストールすると、あっさり音は出た。
もうひとつ困ったのはDVDが見られないことであった。ワシは、基本的にDVDはパソコンで見る。しかし8では、標準でDVDを見る機能がないのだという。ライセンスの問題でコーデックが入っていないとか。
そこで、これも1月31日まで無料だというwindows media centerのライセンスをもらうことにする。その日は1月30日。ギリで間に合った。
windows media centerをインストールしたが、DVDは見られなかった。
仕方がないので、無料のGOM Playerをインストール。これも見られない。
競合の問題かと思われたため、GOM Player及びMicrosoft以外のコーデックをアンインストールし、メディアセンターを起動した。
しかしこれもダメ。
PCを買ったときに入っていたPower DVDをインストールする。
メニュー画面の手前まで動く。しかし、途中で止まってしまう。
メディアプレーヤークラッシックもダメ。
VLCメディアプレーヤーは動いた。今のところ動くのはこれだけである。
しかし、全画面表示では音声と映像がずれてしまう。
デスクトップパソコンのマザーはAsusのM2A-VM HDMIなのだが、これのオンボードビデオがショボイのではないかと思われる。今度は、ビデオカードでも追加してやろうかと思っている。
ノートパソコンはパナのLet's Note CF-T5だ。
インストール自体は順調にできたが、ホイールパッドのクルクルが使えなくなってしまった。
これは痛い。
パナソニックは、この機種をwindows8に対応させる気がないらしく、ホームページには何の情報もなかった。
Synapticsのサイトから最新のドライバーを落として入れていあるが、うまく動いてはくれない。
たまにクルクルがうまくいくことがあるが、ほとんどフリーズして使えない。
先ほどwindows8 Proの価格を見たら25,800円であった。22,500円もトクしたのか。
2台だから45,000円だ。
まあ、完璧とは言えないけれど、ほぼ満足。
とりあえず、良かった、かな。