あの翌日、学会に出席した後、津で中学時代の友人と飲んだ。
彼は、高校卒業後、2浪して三重大の医学部に入り、その後ほとんど三重県住まいだ。
立派なお医者さんになっていて、飲んでいる間中、医療と政治の話をした。
そういえば、彼とサシで飲むのは初めてだ。考えてみれば成人してからずっと三重県住まいだから、飲む機会はなかった。2人で会ったのも浪人時代以来であった。
さて、D51の話である。
探してみたら、あっさりネガが出てきた。一見キレイなネガなのだが、ルーペで見るとカビで相当痛んでいる。スキャンしてみるとカビの菌糸の跡がよく見える。
D51499の亀山駅出発シーンの連続写真だ。
先日、津市内の公園で見た姿は昔そのままだということが確認できる。
ボイラーの両側に立っているデフレクター(除煙板)は、独特の形をしているし、煙突には集煙機が付いている。
なお、前回、「門デフ」と書いたが、どうも間違いらしい。門デフは門司工場で作られたデフレクターのことで、D51499のは「後工デフ」というようだ。これも中国地方の後藤工場で作られたからこういうらしい。(参照)
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