ノミネートされた部門はBest Traditional Folk Album。なんにしてもたいしたもんです。
アルバムの情報を見ていたら、演奏しているのはティム・オブライエン、クリス・シャープなど素晴らしいメンバー。ベースはマーク・シャッツ。
マーク・シャッツといえば、30年近く前、スペクトラムで来日したときのことを思い出します。あのバンドは衝撃でした。衝撃の核はベラ・フレックとマーク・シャッツ。二人のJAZZとブルーグラスが融合し、何とも言えないサウンドが生まれました。活動期間が短かったためなのか、レコードがCD化されることはありませんでした。ベラがニューグラス・リバイバルに参加したために短命だったのでしょうか?
東京での公演は日仏会館でやったのですが、追加公演(というかライブ)もありました。ウチのバンドはみんなスペクトラムが好きだったので追っかけました。追加公演は高田馬場のビッグ・ボックス、そして一番最後がなぜか西千葉のベル・エポックだったのです。
そのときマーク・シャッツが弾いたベースはウチのクラブのベースで、私が貸してあげたものです。マークは「オイ、もっとましなベース貸してくれよ」という顔つきで、「very nice bass fiddle」とかなんとか私に言ったことをよく記憶してます。確かにどう見ても合板で作ったベースでした。しかし、私はスラップがしやすくて好きだったんだけどなあ。ポンポンとブルーグラス向きの音がしたし。
Spectrum 左からジミー・グッドロー、マーク・シャッツ、グレン・ローソン |
ベラ・フレック 若かったし痩せていた |
マーク・シャッツ ベースは千葉大C&W研のもの |
踊りも披露した |
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